█キカラスウリ 2022年8月5日 関西医大病院近く
キカラスウリの花です。夜に咲く花です。ネットで調べると、雌花と雄花があるようです。
「キカラスウリは雌雄異株の植物です。雌花には子房(雌しべの基部の膨らんだ袋状の部分)があるため、つぼみがついたら雄株と雌株の判断ができます。7~9月ごろに開花するキカラスウリの白い花はとても特徴的です。萼筒(ガクトウ)が長い白い花は5枚の花びらの先端が細かく裂け、細い糸が噴き出しているようにも見えます。花が咲くのは夜中で、夕方から咲き始めます。夜間に活動するスズメガに花粉を運んでもらう植物は、キカラスウリのように夜に花を咲かせるという特徴をもちます。夜に咲く花は夜間でも目立つよう白や黄色の花をつけ、よい香りでガなどの昆虫をおびき寄せるのです。キカラスウリもカラスウリも花が咲き出すのは夕方ですが、カラスウリが明け方にはしぼむのに対して、キカラスウリは夜が明けてからも咲いていることがあります。」(BOTANICA)