█ハリエンジュ(ニセアカシア) 2022年6月27日 大泉緑地
白いフジのようなマメ科の花が咲いていました。
「ハリエンジュが北米から日本に入ってきたのは明治初期の時代です。成長が早く、養分の乏しい土壌でもよく育つハリエンジュは、環境が悪く他の樹木が育ちにくい山や荒地の緑化や、海沿いの防風、砂防など災害を防止する目的、街路樹として植えるため日本に渡来しました。たくさんのハリエンジュが植えられ、日本の緑化などに貢献した樹木だったのです。『ニセアカシア』の名前で一般的に知られる『ハリエンジュ』ですが、学名がラテン語で『pseudo=偽りの acacia=アカシア』と表記されます。ここから、『ニセのアカシア』という名前の方が広がり、現在でも本来の和名であるはずのハリエンジュは別名のように扱われています。」(BOTANICA)