カナメモチ 2022年6月14日 新金岡団地近く

 

 カナメモチです。ネットで情報を調べてみました。バラ科の植物なのだそうです。

「バラ科/カナメモチ属  名前の由来には、葉がモチノキに似て、材質が堅く、扇子の要(かなめ)や骨に使われたことに由来するという説と、赤い芽のモチを意味する「アカメモチ」からの転訛とする説がある。葉は長楕円形で先端が尖り、縁のギザギザが目立つ。モチノキよりも革質で大きく、枝から互い違いに生じる。垣根に多用されるレッドロビンは本種とオオカナメモチの交配種で、本種よりも葉が大きく、新葉の赤味がより鮮明になる。見分けるのは難しく、専門業者も混同している場合がある。カナメモチの開花は初夏(5~6月)で、小枝の先に直径10センチほどの傘形をした花序ができる。花序は小さな花の集りで、それぞれの小花には5枚の白い花弁と2本の雌しべがあり、その周囲を多数の雄しべが囲む。花はソバの花に似ており、「枕草子」(清少納言)では本種をソバノキと呼んでいる。花の後には直径5mm弱の楕円形の果実がなり、11~12月になると赤く熟す。果実は堅くて無味だが、他に木の実が少なくなる初冬にはヒヨドリ、ツグミ、メジロ、カワラヒワなどがこれを採食する。しかし、普通は垣根などに使われ、頻繁に剪定されるため、街中にあふれているわりには果実や花を目にする機会が少ない。」(庭木図鑑)