█アカスジシロコケガのさなぎ 2022年6月9日 槙尾山施福寺参道
不思議な形をしたさなぎを見つけました。黒い籠のような中に蛹があります。アカスジシロコケガのようです。
「どんぐり山の枯葉(かれは)の中で、トゲの長いケムシを発見しました。ヒトリガ科コケガのなかまの幼虫(ようちゅう)ですが、アカスジシロコケガではないかと思います。成虫(せいちゅう)は白と赤の鮮(あざ)やかなきれいな蛾(が)です。なが~い毛には毒(どく)はないようですが(安田, 2014)、ちょっと触(さわ)るのは勇気(ゆうき)のいる姿(すがた)ですね。幼虫(ようちゅう)は、さなぎになるときに、この長い毛をつかってじょうずに繭(まゆ)をつくります(松本, 1999)。いつか見つけてみたいですね。[Fujisaki.A][体長約20mm]」(奈良女子大学附属幼稚園 園庭の虫遊び図鑑)