チガヤ 2022年6月2日 なかもず駅近く

 

 春の頃、チガヤは30㎝ほどの小さな穂を伸ばしていて、こぎつね幼稚園で自然担当教諭をしているとき、毎朝登園時にそのチガヤを数本取ってきては、しっぽとか、おひげとか言いながら、遊んでいたこぎつね達のことを思い出します。今日写真を撮って、6月にもなると、ススキのように大きく成長することが分かりました。これなら、神社で行われる「茅の輪くぐり」の、茅の輪を作ることもできるなと理解しました。ネットで「茅の輪くぐり」について、調べてみました。

「茅の輪くぐりとは、参道の鳥居などの結界内に、茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、これをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというものです。日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ、唱え詞を唱えながら8の字に3度くぐり抜けます。茅の輪くぐりは、毎年6月30日に各地の神社で執り行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」で行われる儀式であり、茅の輪くぐりが夏越の祓と同義で呼ばれるほど、日本に定着している風習です。」(Beyond)