4日間連続して歩いていて、また明日は大阪市立中央図書館まで歩くので、今日は休足日としました。午後から、読みかけの本『メモの魔力』を、読み終えました。『メモの魔力』の本は、さすがに多くの人に読まれているだけあって、テーマも、話の進め方も、完璧だなと思いました。ぐんぐん引きつける力があります。新しいノートを買いたくなりました。自分の場合はフィールドワークが中心なので、メモではなくて、ほぼ写真で記録をしているのですが、メモを現地で書くようにすることも大切かなと反省しました。
それはかつて、こぎつね小学校で子ども達とフィールドワークに出かける時、常に子ども達にメモ帳を持たせていました。移動中の電車を待っているとき、また、電車の中でもメモ帳に何か書いている子どもがいました。また、自然のフィールドワークの場合は、現地で必ず2回書く時間を作っていました。一つは、観察の途中で、一度集まって話し合いをする時、まず自分のメモ帳に見つけたことを記録させてから、いく人かの発表を聞いて、友達の発表からのメモを書かせました。次に、現地を出発する前に、もう一度、記録を書く時間を作り、また友達の発表からのメモを書かせました。自然の観察の記録だけでなく、奈良のお寺や神社の見学では、子ども達は自由に、解説を書き写したり、仏像の名前をメモしたりしていました。お坊様、宮司様のお話を聞く時は、克明に記録している子どもがいました。お出かけ先から教室へ帰る場合は、観察記録を書く時間を必ず取りました。一気に、観察記録を書き上げる時間の確保がとても大切でした。また、出先から家に帰る場合、子ども達は、その日の日記帳に、詳しく観察したことの記録を書いていました。メモ帳が、とても役立っていたことを思い出しました。