█モッコク 2022年5月24日 靱公園近く
植え込みの木にラベルを付けてくれていたので、モッコクだと分かりました。家の近くの公園で、シャリンバイの間から伸びてきている葉が、これまで何だろうと思っていたのですが、モッコクだと分かりました。
さらに、ネットで調べて、学びました。
「関東地方以西の本州を原産とするツバキ科モッコク属の常緑樹で、主に太平洋岸の林に自生する。ある程度大きくなると剪定せずに放任しても樹形を整えやすいこと、樹齢を経るに従って樹姿に風格が出ることから、「庭木の王」とされる。日本庭園のイメージが強い木だが、韓国や中国あるいは東南アジアにも分布する。素人目には何の変哲もない木であり、観賞の対象にさえならないようだが、「江戸五木」の一つに数えられ、江戸時代の庭造りでは重要視された。(江戸五木はほかにマキ、アカマツ、カヤ、イトヒバ)花が咲き、実もなるが、最大の魅力はツバキ科独特のツヤツヤした葉であり、電灯のない時代は月夜に映えたことがうかがえる。葉は長さ4~7センチ、幅2センチ前後。厚めで、靴べらのような形状。枝先に集まって生じ、付け根部分(葉柄)が赤いのが大きな特徴。また、春の新芽、刈り込み後の新芽は葉全体が赤くなる。」(植木ペディア)