█ヒメツルソバ 2022年5月10日 四天王寺夕陽丘
ヒメツルソバです。昔は身近なところで見なかったと思うのですが、いつごろからか、あちこちに広がっています。調べると、1990年代中頃から川や河原へ侵入して、急激に増加しているようです。
「ヒメツルソバは繁殖力が強く、茎を伸ばして増殖していくのが特徴です。ヒマラヤが原産ですが、日本でも半野生化しており、雑草扱いされる場合もあります。グランドカバーとして植え付ける場合は、増殖して欲しくない場所まで侵入する恐れがあるので注意しましょう。」(BOTANICA)
「日本には明治時代にロックガーデン用に導入され、各地で野生化しています。」(EverGreen)
「外来種であるヒメツルソバは、90年代中頃から現在にかけてどんどん広ひろがって川や河原への侵入が急激に増加しているそうです。環境省により2015年に公表された「我が国の生態系等に被害を及すおそれのある外来種リスト」に、その他の総合対策外来種としてのっていました。ヒメツルソバ(カンイタドリ)は、選定理由Ⅳ=生態系被害のうち競合または改変の影響が大きく、かつ分布拡大・拡散の可能性も高い。ということなのでこれからもどんどん広がり、もともとある植物をへらしたりしそうです。」(みちくさ図鑑)