シャリンバイ 2022年5月6日 西除川沿い

 

 シャリンバイの花が咲いています。家の近くの管理している公園にも、今、花が咲いていてきれいです。ネットで調べると、ウメの花に似ているので、シャリンバイ(車輪梅)と言われることが分かりました。

「東北地方南部以西の本州、四国、九州及び沖縄に分布するバラ科の常緑樹。自生は暖地の海岸近くに多く、日本以外でも東南アジアや東アジアに車輪梅かけて広い範囲に分布する。潮風や大気汚染に強い性質を持ち、街路樹や公園樹として利用されることも多い。花がウメに似ること、枝葉が車輪状に生じることからシャリンバイ(車輪梅)と命名された。樹皮や材にはタンニンを含み、樹皮から作る褐色染料は奄美大島の大島紬に使われる。シャリンバイの開花は3~5月頃。直径1~1.5センチほどの白い五弁花が円錐状に集まって枝先に咲き、微香を放つ。20本ある雄しべは花粉を出すと赤くなるため、時季によって花の印象も変わる。花の後には球形の果実(正確には偽果)ができ、秋(10~11月)になると黒紫色に熟す。直径1センチほどで表面に白い粉を吹き、その様子はブルーベリーに似るが渋味があって食用にはならないものの、オナガ、ツグミ、ムクドリなどの野鳥はこれを食べる。果実の中には、こげ茶色の種子が一つ入る。」(植木図鑑)