11時から、槙尾山へフィールドワークに行きました。槙尾山のこのコースは、来るたびに昆虫も植物も、これまでまだ撮影したことのない生き物に出合います。自然が豊かな所です。

昆虫は、ナナフシの幼虫、ツチハンミョウ、テングチョウ、オバホタル、アメンボの写真を撮ることができました。2㎝ほどのナナフシの幼虫も見つけました。また、ツチハンミョウは、とってもきれいな青い色をしていました。テングチョウは、先週、二上山に行ったときは、まだ飛んでいなかったのですが、今日、槙尾山では見ることができました。

植物は、ジロボウエンゴサク、ムラサキケマン、キケマン、サツマイナモリ、イカリソウ、マムシグサ、ヤマネコノメソウ、ヤマブキ、カキドオシ、シャクヤク、シャガ、ヤマブキなどの写真を撮りました。これらの植物は、二上山では見られないものが多く、槙尾山施福寺駐車場から施福寺までの参詣道は、本当に自然豊かな所だと思います。今は、シャガがとてもたくさん咲いています。月に1度は行くのですが、行くたびに坂道回りの花が変わります。また、昨年は、施福寺境内のサクラが一番きれい時期(3月26日)に登っているのですが、今年は、もうその時期が過ぎてしまっていました。来年は、逃さずに登りたいなと思いました。

カナヘビと、ニホントカゲの写真も撮りました。

 

 施福寺でお参りをしてから、また同じ道を駐車場まで戻るのですが、毎回、登ってこられる方数人に、「お寺まであとどれくらいですか。」と、すれ違うときお尋ねをされます。施福寺は、西国三十三所観音霊場めぐりの第4番のお寺です。三十三所の中で、駐車場からお寺まで一番大変な坂道を登る霊場のようです。私のように度々来ているものは、見通しを持って登ったり下ったりしているのですが、霊場を回っている人にとっては一回限りの参拝なので、様子が分からず来られている人も多いようです。駐車場から千メートルほどの坂道になっていて、下っているとき、いろいろな地点ですれ違うときに、「まだ遠いのでしょうか」とあえぎながら聞かれます。軽装で来られている人も多く、夏はサンダル履きの人もいます。今日も、数人の方からお尋ねをされて、「丁度、ここで半分ぐらいですよ。あと、500mほどです。」などと、答えました。中には、歩き始めてすぐの所でお尋ねする人がいて、「これから1000mほどの坂道ですよ。頑張って下さいね。」と、声をかけました。ちなみに、今日私は、駐車場で登山靴に履き替えて歩きました。最近少し膝を痛めていたので、登山靴だと楽に歩くことができました。