ハクモクレン シモクレン(モクレン) 2022年3月14日 天王寺公園

ハクモクレン

 

 

シモクレン(モクレン)

 

 今年の1月、2月は、とても寒かったので、春の花が一気に咲き始めています。

 今回、趣味の園芸のホームページで調べて初めて知ったことは、紫色のモクレンが、本来のモクレンで別名シモクレンと言うようです。白いモクレンは、ハクモクレンというようです。

 

「外側が紅紫で内側が白色の花を春に咲かせるモクレンは、平安時代中期に編纂された『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』にもその名が見られるように、古い時代に中国から渡来しました。もともとは、観賞のためではなく、漢方で「辛夷」(しんい)と呼ばれる蕾を、頭痛や鼻炎の薬とするために植えられたようです。別名の「シモクレン(紫モクレン)」は花色にちなんでいます。

近年は、同じく中国原産のハクモクレンがより広く栽培されますが、モクレンとハクモクレンは、花色以外も大きく異なります。ハクモクレンは樹高20mに達する高木で、単幹で幹が太くなりますが、モクレンは樹高4~5mほどの中高木で、株立ちになりやすく、やや横に広がります。また、ハクモクレンは、花弁は9枚で、開花後に葉が出るのに対して、モクレンは、花弁が6枚、開花中に葉が出て花が終わるころには葉に隠れてしまいます。」(みんなの趣味の園芸)