今日は、住吉大社まで歩きました。気温は昨日より3度低い8度です。今日も北西からの冷たい風が強くて、とても寒いフィールドワークになりました。大和川の堤防沿いを歩いている人は、ほとんどいませんでした。大和川は大和大橋を渡り、紀州街道を北上しました。紀州街道は、江戸時代は海岸沿いの、松原が続く風光明媚な道だったようです。当時の面影は残っていないのですが、南北に細長く続く上町台地から西側へと下った炉頃を南北に続いています。住吉大社も上町台地から下った海岸沿いにあったのでしょう。4つの拝殿は海に向かって建てられています。今日は、その住吉大社の4つの拝殿それぞれに、お参りしました。
住吉大社についてネットで調べてみました。
「住吉大社の祭神は、伊弉諾尊が禊祓を行われた際に海中より出現された底筒男命・中筒男命・表筒男命の三神、そして当社鎮斎の神功皇后を祭神とします。仁徳天皇の住吉津の開港以来、遣隋使・遣唐使に代表される航海の守護神として崇敬をあつめ、また、王朝時代には和歌・文学の神として、あるいは現実に姿を現される神としての信仰もあり、禊祓・産業・貿易・外交の祖神と仰がれています。住吉大社は、第十四代仲哀天皇の后である神功皇后 (じんぐうこうごう) の新羅遠征(三韓遠征)と深い関わりがあります。神功皇后は、住吉大神の加護を得て強大な新羅を平定せられ無事帰還を果たされます。この凱旋の途中、住吉大神の神託によって現在の住吉の地に鎮斎されました。のちに、神功皇后も併せ祀られ、住吉四社大明神として称えられ、延喜の制では名神大社、二十二社の一社、摂津国一之宮、官幣大社に列せられています。」(住吉大社のホームページより)
◆大和川堤防沿いで、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ、ツグミを見かけたので、写真を撮りました。ヒヨドリとムクドリは、センダンの実を食べていました。とくにムクドリは、集団でセンダンの大きな木にやってきてしきりに実を食べて、下にもたくさん実を落としていました。モズは、枝に一羽でとまっていました。ツグミも一羽で、地面の上を歩いて餌をさがしていました。大和大橋周辺の河原には、多くのカモメが見られました。
◆金岡公園の近くに広がる造成地の中に、ナルトサワギクだと思うのですが、一株だけキク科の植物が花を咲かせていました。
住吉大社
紀州街道
紀州街道の説明板