昨日、コロナの予防接種3回目を受けました。少し熱が出そうなので、今日は地下鉄で図書館へ行くことにしました。大阪市立中央図書館では、次のような本を借りました。
①池田清彦『ぼくは虫ばかり採っていた』青土社2018
②ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』岩波少年文庫2000
③ヒュー・ロフティング『ドリトル先生航海記』岩波少年文庫2000
④盛口満『自然を楽しむ』東京大学出版会2016
⑤トム・ラス『座らない』新潮社2015
池田清彦さんのこの本は、初めて借りるものです。先週読んだ本の中で、福岡伸一さんが紹介していました。②③のドリトル先生の本も、福岡伸一さんが『ナチュラリスト』という本の中の冒頭で、ドリトル先生を詳しく書いていました。物語なので、現実の人ではないのですが、ヒュー・ロフティングの自然の見方がすばらしいということでした。④と⑤の本は、以前に借りた本ですが、しっかり最後まで読み切っていないようなので、もう一度借りてみることにしました。
地下鉄で行き帰りをしたので、10時前に家を出て、12時前には図書館から戻ってきました。途中、フィールドワークをすることもなく、本屋に寄ることもなく、戻りました。午後からは、家で本を読むことにしました。まず、トム・ラス『座らない』を読んでしまいました。一度読んでいるので、さっと目を通すことができました。デジタル化が進んでいる今日、一日の大半を座って生活しているようになり、健康にはよくありません。本を読むとき、パソコンを使うときは、立って作業をするのがよいということです。また、テレビでスポーツ観戦をするときなどは、選手と同じように運動をしながらテレビを見るようにされていました。一日の歩数は、少なくとも8000歩以上を提案されています。書かれてある通りだなと思いました。なるべく座らない生活、座る作業の時は、1時間ごとに立って歩く習慣を付けることが健康にも仕事の能率にもよいということです。次に、ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』を読みました。井伏鱒二さんが翻訳の文章を仕上げた本です。ヒュー・ロフティングは、「(1886-1947)イギリス、メイデンヘッド生れ。土木技師としてアフリカ、西インド諸島などへ渡った後、第一次世界大戦に従軍中、幼い子どもたち(長男コリンと長女エリザベス)に書き送った物語が『ドリトル先生』シリーズの原型となった。シリーズは11冊の長編と1冊の短編小説集があり、ニューベリー賞を受賞した『ドリトル先生航海記』は2作目にあたる。」今回は、第1巻と第2巻を借りています。
第1巻『ドリトル先生アフリカゆき』
第2巻『ドリトル先生航海記』
第3巻『ドリトル先生の郵便局』
第4巻『ドリトル先生のサーカス』
第5巻『ドリトル先生の動物園
第6巻『ドリトル先生のキャラバン』
第7巻『ドリトル先生と月からの使い』
第8巻『ドリトル先生月へゆく』
第9巻『ドリトル先生月から帰る』
第10巻『ドリトル先生と秘密の湖』
第11巻『ドリトル先生と緑のカナリア』
第12巻『ドリトル先生の楽しい家』
子ども向けの本なのですぐに読めました。動物と話ができるドリトル先生の生き方は、福岡伸一さんが言うところの、ナチュラリストそのものでした。子どもの頃、読んでおく本だなと思いました。