■クコの実 2022年1月21日 大和川北側河川敷
クコの実だと思います。健康食品にもなるようです。大和川河川敷で見られました。
「北海道を除く日本各地に分布するナス科の落葉低木。川の土手や海岸近くの空き地などで普通に見られるが、葉の脇にトゲがあるため防犯目的の垣根などにも使われる。株全体に薬効があり、「不老長寿の源」として何かと話題になりやすい。クコという名前は漢字名の「枸杞」に由来。あまり見慣れない漢字だが「枸」も「杞」もクコそのものを表す。別名はゴズベリー、ゴジベリーなど。葉は長さ2~4センチで、短い柄に数枚が集まって生じる。質感は柔らかで両面ともに毛は生じない。主だった幹はなく、細い幹が株元から多数生じる。枝は灰白色で縦に筋が通り、弓なりになって垂れ下がる。小枝の先端がトゲ状になることがあり、手で触れると痛みを感じる。枝葉はビタミンCを含み、クコ茶(延命茶)、クコ飯、クコ粉末(ふりかけ)などに使われる。花はナスを小さくしたような色形で、1~4輪が葉の付け根にぶら下がる。直径は1センチほどの釣鐘型で先端は深く五つに裂け、1本の雌しべを5本の雄しべが囲んでいる。開花期間は晩夏から初秋まで(7~11月)と長い。果実は長さ1~1.5センチ、直径0.5センチ程度の楕円形で水分が多い。アミノ酸やタンパク質のほかアルカロイド物質が含まれるが、乾燥させたものは料理やクコ酒に使われる。果実には白ゴマに似た種子が10粒以上入っているが、繁殖は挿し木によることが多い。クコの実は熟すと朱色になるが、自然に落ちることが少なく、長い間、木の上に残る。また、翌年の花期に熟すため、花と実が一緒にできるように見える。」(植木ペディア)