歩きに出るつもりだったのですが、午後からも曇り空で太陽が出ないので、今日は本を読むことにしました。 『宇宙の物質はどのようにできたのか 素粒子から生命へ』は、とても難しい本でしたが、なんとか最後までページをめくりました。ビックバン宇宙の歴史と物質生成、素粒子の標準理論、LHC加速器、ヒックス粒子発見、反物質とは、CP対称性の破れの発見、バリオン数またはレプトン数の破れ、クォークの性質とクォーク・グルーオン・プラズマ、元素合成、星間分子、生命の起源を探求する、星形成領域におけるアミノ酸前駆体の探査、中性子星の奇妙な物質、宇宙のダークマターの探索の将来、などなど、さらに少し数式が出てくるので、ほとんど分からない分野の内容でした。しかし、宇宙物理の分野は、すごい研究がなされていることは伝わってきました。この宇宙ができて138億年が経っていて、星や星間物質や生命がどのように出来てきているのかを解明しようとしています。リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』も難しい本でしたが、宇宙物理は、さらにさらに難解な分野の本でした。たまには、このような本もページをめくっておいて、物理分野の言葉に接しておくことも大切かなと感じました。