カクレミノ 2021年12月11日 近くの家の庭木

 

 ブドウのような黒い実がたくさんあります。初めて見た植物なので、写真を撮って、家に戻ってから調べました。カクレミノという植物のようです。

「関東南西部から沖縄に分布するウコギ科の常緑樹。ヤツデやアオキとともに日陰に強い植木の代表であり、和風庭園(特に茶庭の露地)や飲食店の軒先などに多用される。 葉の形が伝説上の「隠れ蓑」(それを着ると姿を消すことができるという「透明マント」のような代物)に似ていることから命名された。幼木のうちは葉が3つ~5つに裂けるが、成木になると長楕円形の葉だけになる。また突然変異も多く、写真のように葉の形には変化が多い。葉の寿命は1~2年で、古くなると黄色くなって落ちる。平安時代の法令集である延喜式にはカクレミノの葉を酒盛りの盃に使うとの記載がある。ほとんど目立たないものの、成木になると6~8月に黄緑色またはクリーム色の五弁花が咲き、秋から冬にかけて実が黒く熟す。」(植木ペディア)