もう幼稚園のお仕事を終えて1年半たつのですが、年長こぎつねの中で、「きつね先生」と、覚えてくれている子どもが何人かいました。「きつね先生、どこへ行っていたの。」と声をかけられました。3歳クラスの時に、一緒に虫取りをしていたこぎつねだと思います。凄い記憶力です。オオクワガタを飼っていると、見せてくれました。2年前、幼稚園で働いていた頃と同じように、早速、接写用のカメラで写真を撮ってあげました。他にも、モンシロチョウの幼虫を持って来てくれたり、ヤゴを見せてくれたりと、かつての仕事の頃の気持ちに戻りました。しかし今日は、9時から、年中クラスの公開研究会を見なければいけません。年中クラスは、幼稚園の仕事を終えてから入園した子ども達なので、「きつね先生〜〜」と言って、寄って来る子どもはいません。1時間の公開保育を見てから後、昼までは、年少(3歳)クラス、年長(5歳)クラスにも、参観に行くことができます。全てのお部屋を見て歩きました。先生方が、懐かしがってくれます。「虫や花が好きな子どもが多いので、きつね先生、戻ってきて下さい」と、言ってくれます。うれしい限りです。かつて、幼稚園では、虫取りや、花や木の葉で遊んでいる子ども達と一緒に、野外活動をしていました。虫の飼育のお手伝いもしていました。登園時、家から持ってきた、虫、花、石などを写真記録してブログに掲載し、保護者にもその記録が見られるようにしていました。また、自由遊びからお部屋に、なかなか戻れない子どもに付き添って、部屋に連れて帰る係りもしていました。集団活動になじめない子ども達と仲良くなるのは、とても得意になりました。虫や花を通して心を通わせることはとても大切です。