■ウシガエル 2021年7月26日 二上山
二上山竹内峠から少し上がった所にある池にいます。今、池の水は殆どありません。もしかしたら、ウシガエルの駆除をしているのかもしれないと考えました。
ウシガエルについて調べてみました。
「生息環境 ・・ 池沼などの止水,穏やかな流れの周辺.在来のカエル類に比べ水生傾向が強く,成体は1年中池で見られる.北海道南部にも定着していることから,本州産のカエルと同程度には低温耐性があると見なされる.
繁殖生態 ・・ 池,沼,湖などの止水で雄は繁殖なわばりを持ち,水面に浮きながら「ウオー,ウオー」と鳴く.産卵は水草の多い所でなされ,産出された卵塊は50×50cm程度のシート状になって浮かぶ.オタマジャクシは越冬し,15cmほどに達する.幼生越冬することから,1年を通して水のある場所で繁殖する.産仔数:蔵卵数は6,000~40,000個 繁殖期は長く,5~9月上旬にわたる.
影響を受ける生物 ・・ (1)昆虫類や他のカエルをはじめとする多くの小動物が捕食の影響を受ける.(2)水辺に生息するトノサマガエル,ダルマガエル等の種が食物等を巡る競合の影響を受けうる.
法的扱い ・・ 外来生物法で特定外来生物に指定された.世界の侵略的外来種ワースト100,日本の侵略的外来種ワースト100
防除方法 ・・ 個体を取り除く方法が現実的.成体は警戒心が強く捕獲しにくいが,夜間の方が効率よく捕獲できる.幼生や卵の除去も効果的である.幼生越冬し,変態までに約1年間を要するため,繁殖期が終わってから翌春までの間に池の干し上げを行えば幼生を全滅させうる.」