アカバナユウゲショウ 2021年6月26日 大和川河川敷

 

 春先から、アカバナユウゲショウは、道路沿い、そして河川敷と、どこででも見られる植物になっています。昔は、あまり見なかった植物のように思います。一気にこの植物が地面を覆ってしまうようなことはないのですが、過酷な場所に、したたかに咲き続けています。明治時代に日本に入ってきた植物のようです。

「ユウゲショウ(夕化粧、学名:Oenothera rosea)は南米原産で、アカバナ科の多年草です。マツヨイグサ待宵草)(の一種で、 野生化して全国の道端で見られます。5月~9月に咲く濃桃色の小さな4弁花は基部が黄緑色をしています。葉は披針形で枝に互生してつき、葉縁に浅い波状鋸歯があります。マツヨイグサ属の花には黄色や白が多いですが 、この花は赤系統です。 庭園や花壇、路傍の緑化に使われ、芳香のある花を夜も咲かせるので夜景の色どりに適しています。」(かぎけん花図鑑)