ホタルガ 2021年6月23日 二上山

 

 きれいな、特徴的な蛾です。名前がすぐに分かります。ネットで、ホタルガについて調べてみました。

「ホタルガ(蛍蛾)はチョウ目マダラガ科に属する蛾です。成虫は大きさ25~30mmで、羽を広げると45~60mmになります。蛾にはめずらしく昼行性で、日中に活動します。夜は外灯などに寄ってくる性質もあります。その見た目や、チョウのようにひらひらと飛ぶ様子が個性的な蛾です。ホタルガは日本全国に分布し、海外は朝鮮半島でも確認されています。生息場所はおもに平地で、マンションや住宅地に大量発生することもめずらしくありません。ホタルガの発生時期は年2回あります。幼虫は4~6月と8~9月、成虫は6~7月と8~9月です。さらに9月末頃、成虫が葉に産卵したあとは幼虫の形態で越冬します。ホタルガの成虫に毒はありません。しかしこの幼虫には毒があります。幼虫はいわゆる毛虫ですが、チャドクガやイラガのように毛に毒をもっているのではなく、体液に毒をもちます。触れたりして刺激を与えると臭い体液を出します。それが肌にふれると、約10時間後にその部位が赤くなりかゆみが出ます。症状は2日ほど続きます。ホタルガの幼虫は、サカキやヒサカキなどの植物にとって大きな脅威となります。深刻なダメージを受ける前にしっかり駆除しましょう。」(BOTANICA)