■ナガサキアゲハの幼虫 2021年6月11日 こぎつね研究室
我が家には、ミカンの木はないのですが、ヘンルーダを植えています。そこに、ナガサキアゲハがやってきて、卵を産んだようです。幼虫が2匹育っていました。アシナガバチやカマキリや鳥に食べられないように、飼育ケースに入れて育てています。
今回、アシナガバチについて調べてみました。
「アシナガバチの成虫はアオムシやバッタなどを狩りますが、じつはそれらの獲物を食べることができません。アシナガバチの成虫は体の構造上、固形物を消化することができないのです。アシナガバチの成虫は、幼虫から栄養をもらって生きています。成虫は狩りで得た獲物に鋭い牙で食らいつき、皮を裂いたあと、内臓と体液を絞り出して食べやすいように団子状にして幼虫に与えます。幼虫はエサを与えてもらう代わりに、たんぱく質と豊富な栄養素を含む分泌液を成虫に与えているのです。成虫はそのほか、花の蜜や樹液をエサにすることもあります。」(生活110番)
アシナガバチは、アオムシを食べるのではなくて、幼虫に与えて、幼虫からたんぱく質と豊富な栄養素を含む分泌液をもらっているということです。