イペー 2021年6月12日 一心寺

 

 

 イペーと、ラベルが付いていました。花の時期は終わっていて、実が出来ていました。ネットで、イペーについて調べてみました。

「ブラジルの国花として愛されるイペーの木には、桜と同様に花が咲き終ってから葉が出てくるという特徴があり、黄色い花は一ヶ月ほど咲き続けて人々の目を楽しませてくれます。日本ではあまり流通していない植物ですが、その華やかさにに魅せられて、九州地方といった暖地に限らずイペーを広めようと活動している団体が、国内にもいくつかあります。イペーの葉は掌状複葉といわれる形をしていて、葉枝の先端に5枚の葉が放射状につき、ちょうど手のひらを広げたような形になっています。長さ6~7cmほどで革質の葉は、イメージとしてはアケビの葉を大きくして固くしたといった感じでしょうか。花が終わると入れ替わるように巨大な豆のような莢と新緑が目立ち始めます。イペーの木は3~5月のころになると、真っ直ぐに大きく伸びた柄の先に6~7cmほどの黄色い花を咲かせます。この時期に葉はまだないため、木はたくさんの黄色の花だけで埋め尽くされます。花の形はもうひとつの別名、ゴールデントランペットツリーの名にふさわしく、大きなラッパ状です。イペーが沖縄で多く見られるのには、緑化事業として県民にイペーの種が無料で配布されたことが発端になっています。」(BOTANICA)