ブタナ 2021年6月3日  しらさぎ公園

 

 一面にブタナが咲いています。ブタナは、秋にも咲いていたので、年中見られる植物です。外来生物法で要注意外来生物に指定された植物です。

「多年草.全体の外見はタンポポに似る.葉はすべて根生し,両面に黄褐色の硬い毛を密生.分裂するものも羽状に深く裂けるものもある.茎は高さ50cm以上になり,枝は0~3本.所々黒色の鱗片状に退化した葉をつける.頭花は径3~4cm,総苞片はほぼ3列で直立,背面に白色の毛が1列に生える.舌状花のみからなり,花冠に5歯があり冠毛は花筒部の半分以下.花床には1.7cmになる細い鱗片がある.果実(痩果)は微細な突起を密生し,先は長くのびて冠毛は羽状に分岐.染色体数2n=8.ヒメブタナと雑種をつくる.1933年に札幌,1934年に神戸で確認,1940年代以降分布拡大。影響を受ける生物:在来草本植物,農産物,牧草。外来生物法で要注意外来生物に指定された.防除方法    抜き取り,刈り取り」(国立環境研究所)