ヒルザキツキミソウ 2021年4月27日  古市駅近く

 

 

 アカバナユウゲショウが、あちこちで咲いています。それよりも大きな花ですが、ヒルザキツキミソウも、咲き始めました。栽培植物と言っていいほど、綺麗な花を咲かせるのですが、野草として広がっています。

「北アメリカ原産。大正末期ごろ観賞用に渡来し、現在では中部地方以西に野生化しているものもある。茎は白い短毛が多く、高さ30〜60cmになる。茎の下部は木質化することが多い。葉は互生し、長さ5〜7cmの線状披針形で、ふちに浅い鋸歯がある。茎の下部の葉は羽状に浅く裂ける。花は白色または淡紅色で直径約5cm。つぼみのときは下を向いているが、開くと上を向く。花弁は広倒卵形で、基部は黄色を帯びる。花が白色のものもしぼむと淡紅色になる。果実はさく果だが、日本では結実しない。花期は5〜7月。(野に咲く花)
 近年の専門図鑑では「稀に結実する」と変更された。(帰化&外来植物950種)学名は、Oenothera speciosaアカバナ科マツヨイグサ属
花がはじめから淡紅色のものをモモイロヒルザキツキミソウ(Oenothera speciosa var. childsii)として分ける場合もある。」(松江の花図鑑)