オオジシバリ  2021年4月24日  石原町

 

 タンポポと同じような所に咲くのですが、花茎が細くてしっかりしています。イワニガナとも言うようです。

「ジシバリのことを「イワニガナ」とも呼びますが、その由来はどこから付いたのでしょうか。まず、和名の「ジシバリ」は、細い茎が地面を這って、茎のところどころから根を出して育つ様子が、まるで「地面を縛っている」ように見えることが由来しています。そして、イワニガナの”イワ”の部分は、乾燥した岩だらけの場所でも生える頑丈さをあらわし、後半の”ニガナ”は、ジシバリの茎を切ったときに出る乳白色の汁が「苦い」ことから付いたとされています。ジシバリに似た花に”オオジシバリ”という花があります。オオジシバリはジシバリの一種で、花や葉の大きさがジシバリよりもひと回り大きいことから、その名がつきました。葉の形は楕円形で細長く、花の大きさは約3センチほど。開花期は4〜5月です。オオジシバリは湿った大地を好むため、田んぼのあぜ道や湿気の多い道端をよく観察していると、簡単に見つけることができます。ジシバリは、山野の日当たりの良いところに生える多年草」(BOTANICA)

➡ジシバリと思ったのですが、オオジシバリかもしれません。

➡田んぼのあぜ道で見ました。

➡ジシバリとオオジシバリの両方を観察しないと、花の大きさの違いが分かりません。