■ナワシログミ 2021年3月24日 二上山
グミにも何種類かあるようです。苗代を作る時期に実が熟すので、ナワシログミというようです。
「中部以西の本州、四国及び九州に分布するグミ科の常緑低木。苗代を作る時期(5~6月)に実が熟すことからナワシログミという。葉は細長い楕円形で長さは5~10センチほど。葉の縁は波打つようになる。表面は濃い緑色で光沢があるが、裏面は独特の銀白色で、風にあおられるとよく目立ち、遠目でも識別できる。葉の先端が尖るもの、尖らないものがある。秋(10~11月)に咲く淡い黄色い花はあまり目立たないものの、強い芳香があり、開花期はその香りが庭じゅうを覆うほどになる。 花の後には実がなり、赤く熟せば食用できる。アキグミ、ナツグミ、マルバグミよりは渋みが少ないものの美味とは言いがたい。常緑で剪定に耐え、成長の強い枝にはトゲがあることから農家などの垣根に使われることが多い。また、盆栽として古木を愛でることもある。」(庭木ペディア)