■ニワウメ 2021年3月19日 長居植物園
ニワウメは、ウメというよりも、モモの花のように見えます。実がウメに近いのでしょうか。ネットで調べてみました。
「中国の北部を原産とするバラ科の落葉樹で、古い時代に日本へ渡来しており、万葉集にも古名ハネズとして登場する。花や果実の様子をウメに例え、庭に植えやすい小型のウメといった意味合いで名付けられたが、実際の質感はウメと異なる。花期は4月ごろで、葉と同時あるいは葉に先立って小花を枝いっぱいに咲かせる。花弁は5枚でその先端は丸みを帯び、多数のシベがある。原種はピンク色だが画像のとおり、白花の品種もある。開花期間は比較的長い。6月ごろにできる果実は直径8~12ミリの球形。熟すと光沢のある赤色になり、生で食べることができる。中には淡い褐色の種子が一粒入っており、漢方ではこれを「郁李子」と呼んで杏仁などと同様に薬用とする。モモと同じように葉の付け根から3本の新芽を伸ばすのが大きな特徴であり、サクラというよりはモモに近い性質を持つ。枝は細く、よくしなるため、枝を曲げた「行灯作り」として鉢植えにすると風情がある。」(植木ペディア)
➡サクラというよりはモモに近い性質を持つ
➡実際の質感はウメと異なる
➡花や果実の様子をウメに例え、庭に植えやすい小型のウメといった意味合いで名付けられた