レンギョウ  2021年3月8日  大泉緑地

 

 ユキヤナギと同じ頃レンギョウも咲き始めます。白いユキヤナギと黄色のレンギョウが公園を華やかにします。昨年の3月25日には、長居植物園のシナレンギョウを記録していました。レンギョウには3種類あるということでした。今回、Wikipediaで調べると、次のような情報がありました。

「和名のレンギョウは、漢名の連翹を音読みしたものであるが、実は中国で過去に異なる植物を指すものであった。そもそも原産地の中国で連翹とは、本来トモエソウ(学名:Hypericum ascyron、中国名:湖南連翹(大連翹)、黄海棠)もしくはオトギリソウ(学名:Hypericum erectum、中国名:小連翹)のことを指したが、これらどの実も薬用されていたこともあって、宋以降からは現在の山西省の南東部で大量に生産された現在のレンギョウの実が連翹と称して売られるようになり、ついにはレンギョウが連翹として認識されるに至った。現在の中国においては連翹と書くと日本と同様にForsythia suspensaのことを指すが、河北省・貴州省や台湾など一部の地域ではトモエソウのことを連翹と呼ぶこともある。雌雄異株。繁殖力が旺盛で、よく繁る。樹高は1 - 3mまで育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び下に垂れ、地面に接触すると、そこからも根を出し新しい株ができる。枝は竹のような節を持つ。また、枝の髄が早期に消失するため、節の部分を除いて中空になる。このことから“空の木”、レンギョウウツギ(連翹空木)という別名が付いた。この呼称は最初、本来の連翹(トモエソウ)との誤用に気付いた時、区別するために使われた。まだ葉が芽吹く前の早春(3 - 4月頃)、2 - 3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開く。その花が咲き終わる頃、入れ違うかのように今度は、緑色の葉(長さ3 - 10cm、幅2 - 5cmの長卵型。葉先は鋭尖で、葉縁にまばらな鋸歯がある)が対生に芽吹き、それが秋になると濃緑色、概憤色(くすんだ黄緑色)、紫色と順に変色し、最後に落葉する。」

➡雌雄異株

➡和名は、漢名の連翹を音読みしたもの

➡トモエソウやオトギリソウも、黄色の花です。