■タニシ 2021年1月31日 金岡高校北田んぼ地域
タニシ
田んぼ地域の水路の中に、タニシがたくさん見られました。手を入れて取り出す勇気はありませんでした。そこで、近くを探すと、おそらく水路掃除の時に取り出されたものだと思うのですが、貝殻が見られました。タニシについてWikipediaで調べてみました。
「南米・南極を除いた大陸とその周辺の淡水に棲息しており、数センチメートルの黒っぽく見える殻を持つものが多い。特筆すべきはその摂食法の幅の広さで、物の表面に着生した藻類などを削り取って食べる刈り取り食者(グレイザー)であり、水底の沈殿物を食べるデトリタス食者でもあり、さらには水中の懸濁物を鰓で集めて食べる濾過摂食者でもある。このため一部の種は大きな状況変化がある中でも生き延びることができ、例えば水田のような環境が変化しやすい小規模な水域にも大型種が生息することが可能となっている。アジアには特に種類が多く、タニシと人とを近づける稲作文化と相俟って、食用を主とした人との関わりが生まれた。日本でも「ツブ」や「田つぶ」、あるいは「田んぼのサザエ」という呼び方で食用にされる。ただし他の淡水動物同様、寄生虫の宿主ともなるので食用には十分に熱することが肝要である。日本にはマルタニシ、オオタニシ、ナガタニシ、ヒメタニシの4種がおり、日本全国の水田、用水路、池などに分布するが、分布域は種類によって多少異なり、ナガタニシは琵琶湖だけに棲息する固有種である。」