■ナズナ 2020年12月23日 堺市金岡町~石原町への道沿い
ナズナの花の接写写真を撮ってみました。小さなつぼみがたくさんあり、成長しながら次々に咲いていく様子がよく分かります。虫があまりいない時期でも、確実に実をつけているので、自家受粉するのでしょう。
ネットで学習しました。
「●和名ナズナの由来は諸説あり、早春に開花して夏になると枯れることから「夏無き菜」、つまり夏無(なつな)から変化したという説、撫でたいほど小さく可愛い花(菜)の意味から、「撫で菜(なでな)」から転訛したという説、あるいは朝鮮古語のナジから「ナジ菜」となり変化したなどの説がある。
●越年生の草本(二年草)。草丈は10 - 50センチメートル (cm) で、春の終わりごろには50 cm近くに生長する。冬越しの根生葉は地面に接して放射状に広がる。これをロゼットといい、早春の弱い日光を少しでも多く受け取ろうとする性質と考えられている。株元にある葉の長さは10 cmで、ダイコンの葉のような切れ込みがあり羽状に裂けて、裂片は尖り、先は大きめになる。茎につく葉は小さめで、無柄で基部は茎を抱き、切れ込みは無い。茎の上部につく葉は楕円形で、先は尖る。
●花期は春から夏(3 - 7月)ころで、越冬するので背の低いうちから咲き始める。花茎を伸ばして分枝する茎先に総状花序を出して、有柄で十字形に4枚の白い花弁を持つ直径3ミリメートル (mm) ほどの小さな花を多数、花穂に付ける。下から上へと次々に花を咲かせる無限花序で、下の方で花が終わって種子が形成される間も、先端部では次々とつぼみを形成して開花していく。果実は特徴のある軍配形の倒三角形で、左右2室に分かれていて、それぞれの室に5 - 6個の種子が入っている。実は次第に膨らんで2室に割れて種子を散布する。こぼれ落ちた種子は秋に芽生え、ロゼットで冬を越すが、春に芽を出すこともある、越年草、または一年草である。」(wikipedia)
「●ナズナは自ら雌しべに雄しべをくっつけて種を作る自家受粉をします。虫に頼らないことで、確実に種を作り子孫を残すことが出来るのです。」(Botanica)
➡花期は春から夏(3 - 7月)らしい。最近温かい日が続いたので、既に花をつけています。
➡無限花序という、次々と花をつけて成長するらしい。
➡ナズナの花の語源は、いくつかあると考えられている。
➡自家受粉をする。