大阪市内を歩いていると、寒くなってきても、綺麗な花を咲かし続けているのがランタナです。

「●多数の小花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)。果実は黒い液果で種子に有毒物質であるランタニンを含むが、鳥が食べ種子を散布する(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳類には有毒だが鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。茎は断面が四角で細かいとげが密生する。葉は対生し表面がざらついている。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。特に熱帯~亜熱帯気候の土地では、よほどきちんと管理してないとそこかしこにこぼれ種で増えてしまい、そうした気候の土地では「植えてはいけない花」と言われることさえある。熱帯・亜熱帯では広く野生化し、オーストラリアや東南アジアではやっかいな雑草として問題になっている。ややツル状に横に這って茂みを作り、茎には細かい逆棘があるため扱いにくい。他方、花には多くのチョウが集まり、花自体の美しさも相まって見応えがある。日本のような寒い季節がある温帯気候の土地だと、秋季の切り戻しなどの人為的な越冬対策をしないと枯れてしまうこともある。熱帯地方ほど深刻な侵略種ではないためか、園芸植物として庭に植えられている。」

➡中央の花の色が変化して、外側の花の色になっていく。

➡侵略的外来種ワースト100に選定されている。

➡哺乳類には有毒だが、鳥は実を食べる。種に部分に有毒物質がある。

 

ランタナ(20201205  長居公園近く)

 

セキセイインコ黄