天王寺から熊野街道沿いに北へ歩いた時、通りかかった公園で見たツワブキの花です。ツワブキについて、調てみました。
「●ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.、シノニム:Farfugium tussilagineum 、Ligularia tussilaginea )は、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草である。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。葉柄は食用になる。観賞用に庭園に植えられることもある。和名ツワブキの由来は、艶葉蕗(つやはぶき)、つまり「艶のある葉を持ったフキ」から転じたとする説のほか、厚葉蕗(あつはぶき)、つまり「厚い葉を持ったフキ」から転じたとする説もある。「石蕗の花(つわのはな)」や「いしぶき」は初冬の季語とされている。島根県の津和野(つわの)の地名は「石蕗の野(ツワの多く生えるところ)」が由来となっているという。鹿児島県や沖縄県を中心に西日本の一部地域ではフキと同じように葉柄を食用としており、特に奄美大島などの奄美料理では塩蔵した骨付き豚肉とともに煮る年越しの料理「うゎんふねぃやせぅ」の具に欠かせず、沖縄県でも豚骨とともに煮物にして食べる。フキを原料にした煮物、佃煮と同様に「キャラブキ」と呼ばれることもある。他に炒め物や飴煮の「つば菓子」にも使われる。ピロリジジンアルカロイドを含むため、軽くゆがいて皮を剥き、酢を少量加えた湯で煮直し、1日以上水に晒すなどの灰汁抜きが必要であり、フキよりも準備に手間がかかる。鹿児島県などでは、灰汁抜きしたものが市場で売られており、また、灰汁抜きした状態で冷凍保存し、後日調理して食べることもできる。韓国料理では、煮物の他、汁物、天麩羅にもされる。三重県南伊勢町や高知県土佐清水市などでは木枠にツワブキの葉を敷いて押し寿司である「つわ寿司」が作られているが、葉そのものは食べない。」(Wikipedia)
➡初冬に花を咲かせる。「石蕗の花(つわのはな)」や「いしぶき」は初冬の季語。
➡灰汁抜きが必要だが、葉柄は食用になる。
➡つわ寿司という、ツワブキの葉を敷いた押し寿司がある。
➡島根県の津和野(つわの)の地名は「石蕗の野(ツワの多く生えるところ)」が由来。
ツワブキ(20201108 大阪市内の公園)
サクラが紅葉していました