ヤマノイモにムカゴがついていました。ムカゴとはどういうものなのかを、調べてみました。今回は、JAグループ福岡のホームページから、学びました。

「●ヤマノイモのむかごの役割は?・・むかごは茎が太ってできたもの子孫を残すためなんだ。秋は野山の植物にとっても実りの時期。木に絡まったつるには、アケビやムベなどの果実や、ヤマノイモのムカゴが付いているよ。むかごは、炊き込みご飯にして楽しめるね。実はこのむかご、つるにくっついているけど、実や種ではないんだ。ヤマノイモの実は別にある。では、むかごは、どんな役割を持っているんだろう?むかごは地面に落ちると翌年の春に芽を出して、ヤマノイモとして育つんだ。つまり、自分たちが増えるためのものなんだよ。むかごは、茎の一部が丸く太ってできたもの。これは、土の中にある芋ができるのと同じ仕組みなんだ。だから、芋と同じように芽を出すことができるし、味が似ていておいしく食べることができるんだ。ヤマノイモは種でも増えるけど、軽くてあまり養分を持っていない。だから、むかごに比べると成長が少し遅いんだ。その代わり、風に飛ばされて遠くで芽を出すことができる。それぞれ特徴があるんだよ。むかごを作る植物はほかにもある。例えばオニユリやノビルなどだよ。オニユリは葉の付け根に、黒いむかごを1つずつ付ける。このむかごを食用にすることはあまりないけれど、むかごから育ったオニユリの球根は、ホクホクとしたユリネとしておいしく食べられる。」

➡茎の一部が太ったもの。土の中にある芋と同じ仕組みでできる。

➡ムカゴは地面に落ちると、翌年の春には芽を出す。

 

ヤマノイモのムカゴ(20201012  二上山)

 

宇宙人