大阪市内を歩いていると、ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科)を上手に壁一面に咲かせている家がありました。これまで、天王寺の一心寺ではよく見ていたのですが、ここもすごいです。

みんなの趣味の園芸のホームページには次のような説明がありました。

「●ノウゼンカズラは暑い盛りに、ひときわ目を引く濃いオレンジ色の花を咲かせます。古くから庭木として親しまれてきた、つる植物です。気根を出して木や壁などを這い登り、夏の間じゅう、花を咲かせます。ノウゼンカズラは中国原産で、平安時代の本草書『本草和名(ほんぞうわみょう)』(918年)に「乃宇世宇(のうせう)」の名が見られるほど、古くに渡来したといわれています。また、石川県金沢市の玉泉園には、豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に持ち帰ったとされる、樹齢400年になるノウゼンカズラの古木があります。古来より寺社などで栽培され、近年は庭園樹として重要な位置を占めています。栽培は容易で、濃紅、黄などの花色の品種が流通しています。」

 

ノウゼンカズラ(20200913  大阪市内)

 

パンダ