大泉緑地の広いグランドの草地に生えていました。春先の植物だと思っていたのですが、今頃見かけました。家に帰ってから思ったのですが、花の写真なのか、実の写真なのか、よく分かってなくて写真を撮っているなと反省しました。
ギシギシ(20200820 大泉緑地)
Wikipediaで調べてみました。
「●春から夏にかけ(5 - 8月ころ)、茎の先に花穂を伸ばし、上部で分枝し多数の円錐花序を出す。立ち上がった長い花茎には、節から輪生状に、薄緑色で目立たない小さい花を鈴なりにつける。花は花弁をもたず、6片の萼(花被片)からなり、それらが2列に並ぶ。花が終わると内側の3つの萼が発達し翼片状となって、中央部が次第にこぶ状に膨らんで、3つの稜のある痩果を包み、たくさんつける。この翼は心形で縁に微細な鋸歯がある。こぶ状の膨らみは3個で同じ大きさになる。実は熟すと、緑色から褐色へと変化する。痩果は3稜形で両端が尖っており、茶褐色をしている。花を咲かせるのは初夏であるが、秋には発芽して、茎をのばさずに、地面にへばりつくように株の中心から放射状に多くの葉を広げたロゼット状態の姿で冬の寒さを越す。
●和名の由来は諸説あるが、正確な語源は明確ではない。京都の方言に由来するという説や、子供たちの遊びで茎をすり合わせてギシギシという音を出していたことからこの名があるという説が言われているほか、実が詰まってついていて、穂を振るとギシギシと音を立てるからともいわれる。古い名称は之(し)で、根を薬用にしたため「之の根」(シノネ)の別名が生まれている。」