あちらこちらで、一斉に咲き始めています。タカサゴユリです。福井県へ、出張で行っている頃、電車沿いにたくさん咲いていたのを覚えています。
タカサゴユリ(20200805 堺市)
ネットで調べてみました。
<Wikipedia>
「●台湾固有種で、19世紀にイギリスに導入され、日本では1924年に園芸用に移入された帰化植物として全国に分布する。明るい原野や荒野で育ち、海岸線付近から低地、高山帯に至るまで広く分布する。近年、人為的な開発などによる生息適地の原野の減少を受けて分布を狭めているが、本来は強い特性を有し、偶然更地や荒地になった場所に突然出現することもある。ただし本種はいわゆる連作障害が出やすいと言われ、一時的に根付き拡がっても数年経つと姿を消す場合が多い。種子を多く付け、種子は新たな原野を求めて風に乗って各地に拡がる。種子が辿り着いたその地が伐採などで一時的に明るくなると生育して勢力を拡げ、ときに群生して大きな花を咲かせるも、数年経つとまた他の地へ旅立つように去ってゆく。」
<国立環境研究所>
「●多年草.黄色みを帯びた百合根状の鱗茎から1.5mほどに達する直立茎を出し,幅1cm,長さ15cmほどの線形の葉をやや密につける.茎の上部に長さ15cm,直径13cmほどのラッパ状の花で花弁6枚.花の内側は白色,外側は紫褐色.テッポウユリと交雑してシンテッポウユリが形成された(要DNA鑑定).生息環境は、荒地,道端,堤防,高速道路法面.風媒花,自家受粉可.種子を大量に風散布.日当たりの良い法面や道路わき,空き地などに侵入する.」