少し前に写真を撮ったワルナスビには、茎に鋭い刺があり、また、畑や花壇に入ると、駆除ができないやっかいな植物だと調べてわかりました。地下茎のバラバラに切られた1㎝程度のものからも、再生するそうです。ランタナも同じように、茎には刺があり、駆除がやっかいな植物です。
ランタナ(20200801 堺市)
Wikipediaで調べました。
「●多数の小花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)。果実は黒い液果で種子に有毒物質であるランタニンを含むが、鳥が食べ種子を散布する(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳類には有毒だが鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。茎は断面が四角で細かいとげが密生する。葉は対生し表面がざらついている。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。
●世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。特に熱帯~亜熱帯気候の土地では、よほどきちんと管理してないとそこかしこにこぼれ種で増えてしまい、そうした気候の土地では「植えては、いけない花」とさえ言われることもある。熱帯・亜熱帯では広く野生化し、オーストラリアや東南アジアではやっかいな雑草として問題になっている。ややツル状に横に這って茂みを作り、茎には細かい逆棘があるため扱いにくい。日本のような寒い季節がある温帯気候の土地だと、秋季の切り戻しなどの人為的な越冬対策をしないと枯れてしまうこともあり熱帯地方ほど深刻な侵略種ではないためか普通に園芸植物として庭に植えられている。」
➡公園の花壇の中にランタナがあり、根が樹木のように固くなり残っているので、毎年枝を出して伸びてきます。花はきれいなのですが、プランターの花の上にも覆いかぶさるので、困っています。茎に刺があり、やっかいです。他のホームページにも、「温帯地方では冬は枯れてしまうので、日本ではやっかいな植物ではない」と、書いているのですが、大阪では、管理している公園でも、近くの家の生垣でも、毎年越冬しています。
➡世界の侵略的外来種ワースト100を調べてみました。植物だけでなくいろいろな生物が挙げられています。よく知っている植物では、クズ、イタドリ、チガヤなども入っていました。