トベラの実が大きくなってきました。 Wikipediaで学んでみました。

「●主に枝の先に葉が集まって付く。葉は倒卵形、互生、主脈は白っぽく、葉全体はつやのある緑色で、周辺部がやや内に巻くように、葉全体が反っている。5月頃芳香のある白い5弁の花をつける。果実は熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわれる。
●海岸では海浜植物などの草本につづく海岸性森林の最前線に位置し、低くて密な群集を形成する他、海岸林の中では高木層を形成する場合もある。また、潮風や乾燥に強く、つやのある葉を密生することなどから観賞用あるいは街路樹として道路の分離帯などに栽培される。雌雄異株。
●野生状態ではあまりトベラを食樹とする昆虫は大量発生しないが、都市に植樹されたトベラには、新芽に虫えいをつくるトベラキジラミというキジラミ科の昆虫がしばしば大量発生して、排泄物の甘露にすす病菌が発生しているのを見ることが多い。」

 ➡果実が熟して3裂するのはいつ頃なのか、気をつけていたいと思いました。

 ➡トベラキジラミによるすす病菌の発生も気になったことがないので、記憶しておくことにします。

 ➡雌雄異株も、知りませんでした。雄花と雌花があるということになります。

 

トベラの実(20200727  堺市)

 

「●トベラの和名は「扉(とびら)」に由来します。トベラの枝葉は、やや臭い独特なにおいをしており、節分の時にオニ除けとして扉に挟む風習があった事からこの名前が付きました。節分の風習は地域によって異なりますが、一般的なのは「ヒイラギと鰯」ですよね。ヒイラギが用いられるのは、とげとげとした葉っぱを嫌がるからという理由だそうですが、このトベラもオニが嫌がるものとして使われていました。

●オニが嫌うのは、トベラの独特な臭いという説もありますし、トベラを火にくべた時になる「パチパチ」という音を嫌うという説もあります。

●トベラの花はいい香りがするのですが、英名の「Japanese Cheesewood(チーズの木)」に表されているように、枝葉を折るとチーズのような何とも言えないクサイ臭いがします。」と、解説しているネットページを見ました。

 ➡トベラは扉から和名が付けられたようです。節分にトベラを扉に挟む習慣は知りませんでした。

 ➡鬼が嫌うような匂いがするらしい。

 

セキセイインコ黄