ネナシカズラが、ヤブガラシに絡んでいます。ヤブガラシも他の植物に絡んでいく植物ですが、さらにヤブガラシに絡みついて、栄養も吸い取っているようです。ネナシカズラについて、調べてみました。
「多くの種は全寄生植物で葉緑素がなく、その代わり黄色、橙色、赤などに着色する。つるが分岐しながら伸びて寄主植物や地面を覆い、「ラーメン」・「網」あるいは「太い髪の毛」のように見えたりする。種子は地中・地表で発芽し、初めは根がある。発芽後数日以内に寄主植物にたどり着けないと枯れる。クシロネナシカズラについては揮発性物質("におい")で寄主を選ぶという研究報告もある。つるが伸びて寄主に巻きつくと、寄生根を出して寄主の茎の維管束に挿しこみ、ネナシカズラという名の通りに元の根は枯れる。葉はあるが鱗片状でごく小さい。葉緑素を持ちわずかに光合成するもの(C. reflexaなど)もあるが、全く葉緑素を持たないものが多い。花は花冠はある(つぼ状、5裂)が小型で、花序をつくるが茎と同じような色であまり目立たない。果実はさく果、種子は小さく多数あり、数年以上生存する。」(Wikipedia)
ネナシカズラ(20200620 大和川河川敷)