オガタマノキのにも、いろいろな種類があるようです。これは、カラタネオガタマという種類にあたるようです。これまであまり意識していなかった植物でした。
「「ポートワイン」として知られる紅花種が有名なカラタネオガタマは、名前のとおり唐=中国の南部を原産とするモクレンの仲間で、江戸時代~明治初期に日本へ渡来した。オガタマは「招霊(オキタマ)」が転訛したもので、かつては神の依代として寺社を中心に植栽されたが、大きくならず管理しやすいため、次第に一般家庭でも使われるようになった。日本の暖地にもオガタマノキが分布するが、カラタネオガタマの方が枝葉が密で、花付きも良いため好まれる。5月~6月にかけて咲くクリーム色の花は、バナナに似た香りを放つため、英語ではバナナブッシュと呼ばれる。香りが強いため好みが分かれる。写真のように花弁が全開せず、控えめに咲くのが特徴。花は首飾りなど装飾品として使われる。(庭木図鑑 植木ペディアより)」
カラタネオガタマ(20200523 長居植物園)