アサバスカ氷河の見学をしました。氷河の上に立つことは、初めての体験でした。個体の氷ですが、一日で数センチずつ、流れ下っています。ネットには、次のように分かりやすい説明がありました。
「アサバスカ氷河は、コロンビア氷原から流れ出す主要な6つの氷河の1つとして数えられている。すなわち、キャッスルガード氷河(Castleguard Glacier)、コロンビア氷河(Columbia Glacier[注釈 1])、ドーム氷河(Dome Glacier)、スタッドフィールド氷河(Stutfield Glacier)、サスカチュワン氷河(Saskatchewan Glacier)、そしてこのアサバスカ氷河である。この6つの氷河は、「コロンビア氷原の足の指」と喩えられることもある。ところで、コロンビア氷原から流れ出す氷河は、近年その規模が縮小する傾向にあって、それはこのアサバスカ氷河も例外ではない。アサバスカ氷河は近年年間2mから3mのペースで後退を続けている。さらに、この125年で1500m以上も後退し、氷河の体積も、その半分以上が失われたことで知られている。このように、急速に縮小を続けている氷河であるため、あくまで参考値でしかないが、2012年現在のアサバスカ氷河は、全長がだいたい6kmで、約6km2の面積を持ち、氷は90mから300mの厚みを持った場所が存在していると見積もられている。なお、2012年現在のアサバスカ氷河の流速は1日に数cmである。そして、アサバスカ氷河は末端部で融解し、アサバスカ川となって流れていっている。」
雪上車に乗って見学に行きます
コロンビア氷原から流れてきている
氷河の流速は一日数センチ
個体の氷がゆっくりと流れている
温暖化が進み、氷河の先端は後退している