アリゾナ州あるアンテロープキャニオンは、狭く、なおかつ深い谷の間を歩く、見たこともない絶景でした。最近はコマーシャルなどにも使われ、広く認知されるようになってきているのですが、行った当時は、初めて出合った風景に本当にびっくりしました。まるで人体の中を、歩いているというような雰囲気でした。
「キャニオンの上流に降る雨がもたらす鉄砲水と風が、砂丘が固まって出来た砂岩を長い年月をかけて狭く深く削り出すことでつくられました。浸食された滑らかな地層がいくつもの渦を巻いたような模様を描く岩壁、その隙間から差し込む太陽光線の神々しさはここでしか味わえない絶景です。先住民族ナバホ族の居住区域内にあるアンテロープキャニオンが観光地として開放されたのは1990年代に入ってからのことで、それまではナバホ族の許可証がなければ立ち入ることが出来ない特別な場所でした。現在もナバホ族が管理を行っています。鉄砲水の通路であることから雨天時は危険なため入場禁止。観光の際は突然の雨がこないかどうか、よく確認してから入場しましょう。」と、HISのホームページに解説がありました。
アンテロープキャニオン
アンテロープキャニオン