オーストラリアに行った時、ダイヤモンド鉱山に行きました。ピンク色のダイヤモンドを算出することで有名な鉱山です。我々が見学に行った頃は、まだ、活発に産出している頃でした。小さく砕かれた岩石が高い塔から落とされるとき、ダイヤモンドが見つかれば風で吹き飛ばして選別すると話していました。工場内は、とっても厳しいセキュリティで、写真も絶対に撮ることができませんでした。また、露天掘りの鉱山もバスで見学したのですが、バスから降りれないし、絶対に石を拾ってはいけないということでした。警備員が各所に立っていました。

 

アーガイルダイヤモンド鉱山 露天掘り

 

ネットで、アーガイルダイヤモンド鉱山について調べてみました。

「Argyle(アーガイル)鉱山はオーストラリア・西オーストラリア州Kimberley(キンバリー)地域東部に位置する世界最大のダイヤモンド鉱山。世界4位のダイヤモンド生産国であるオーストラリアにおいて国内全体の年間ダイヤモンド生産量のほとんどを占め、また世界全体の年間ダイヤモンド生産量の約11%を占める。同鉱山では希少性の非常に高いピンクダイヤモンドも産出されており、世界全体のピンクダイヤモンド生産量の約90%を占める。生産量がピークであった1994年には世界全体の年間ダイヤモンド生産量の約40%を占める4200万カラット強のダイヤモンドを産出していたがその後生産量は減少している。生産開始当初から露天掘による採掘を行っていたが資源量の枯渇のため2010年頃に露天堀を終了し、坑内堀による採掘へ切り替えることでマインライフを2018年頃まで延長させる見通し。」


<ダイヤモンド>は、百数十kmもの地球の深部で、およそ6万気圧、2,000 度にも達する高圧高温下で、さまざまな条件がそろったために出来たといわれています。また、ごくまれに地球に衝突した隕石が、瞬間的にダイヤモンドをつくり出すことがあります。ダイヤモンドは、約33億年前に地球内部のマントルの運動によって、地下百数十kmの深さでマントルの中で結晶したといわれます。このダイヤモンド原石は、数億年前の火山活動によって、周囲の岩石を取り込みながら噴火するマグマの中に含まれ地表に噴出しました。」

 

ダイヤモンド