オオバコが育ち始めました。ヘラオオバコの方が、季節的に先に育つようです。

 

<オオバコ>

日本では北海道から沖縄までの全土のほか、国外では千島、朝鮮半島、中国、台湾、サハリン、シベリア東部、マレーシアなど東アジアを中心に広く分布する。高地から平地までの野原や荒れ地、道端などにごく普通に自生する雑草である。踏みつけに強く、人などがよく踏む道端などの場所のほか、校庭や公園などでもよく見られ、草丈が高くなる草が生えないような場所を選んで生育する。踏みつけが弱い場所では、高くのびる性質を持たないので、他の草に負けてしまう。

<ヘラオオバコ>

江戸時代末期に侵入したものとされ、その後広く日本全土に分布を広げた。畑地、道端、果樹園、河川敷、牧草地、荒地などに耐乾性があるため広く生育する。北アメリカをはじめ世界中に分布を広げ、コスモポリタン雑草となっている。環境省指定の要注意外来生物類型2に指定されている。

オオバコ(20200501  金岡公園)

 

ヘラオオバコ(20200430  大仙公園)