コバンソウは、こんな早い時期に穂をだしていたかなと、ちょっと不思議に思い写真を撮りました。ネットを2つ調べました。一つには、7~9月、もう一つには5~7月とありました。

 

「夏(7-9月)に茎の上部にまばらに数個(多くても10程度)の小穂のついた、先が垂れる円錐花序を形成する。小穂は細い枝で垂れ下がり、卵形から楕円形で長さ1-2cm、幅1cm位で、8-18個の小花でつくられている。小穂は左右から扁平だが鱗片はふくらんで厚みがある。一対の包穎のみやや濃く色づくが、他の護穎は淡い緑色から成熟すると黄褐色に変わり、光沢があって美しい。和名はこれを小判に見立てたものである。」

「小判草の開花時期は5~7月。両性花であり風媒花です。花のつき方は円錐花序で、細く糸のように伸びた小茎の先端に1~3cmほどの小判のような小穂をつけます。花弁は退化して鱗片が重なり合った状態で、苞が変化した穎(えい)から雄しべと雌しべが飛び出る形になります。花の下の一対は苞が変化したもので赤褐色をしています。若いうちは黄緑色で熟すると全体が黄金色に変わります。」

 

コバンソウ(20200410  堺市)

 

かに座