熊野街道を通って和泉山脈の山越えをしている時、フキノトウを見ました。ネットで学習しました。

「多年草で雌雄異株。根茎は短く、茎は地上には伸びず、地中で地下茎となり横に長く這って伸びて増殖する。地下茎が地表に剥き出しになると光合成のため緑色に変色する。このため、ワサビと間違われて誤食される例があるが、地下茎は有毒のため注意が必要である。花期は早春の4 - 5月ごろで、葉が地表に出ないうちに花茎(花穂)が伸び出し、これを「蕗の薹」(フキノトウ)と呼んでいる。フキノトウは株が異なる雌雄異花で、鱗状の苞葉で包まれており、中に多くの頭花がある。頭花は筒状花だけでできている頭状花で、花びらのように見えるものはなく、毛状の突起を持つ。雄株の雄花は花粉をつけるので、花色はやや黄色味がかった白色で、花茎は20 cmほどで生長が止まり、花が終わると褐色になって枯れてしまう。一方、雌株の雌花は花色が白っぽく、受粉後は花茎を高さ40 - 70センチメートル (cm) ほどまで伸ばして、タンポポのような白い綿毛(冠毛)をつけた果実(種子)を風に乗せて飛ばす。」

 フキは、雌雄異株ということ、茎は地下茎であること、フキノトウには、雄花と雌花があること、雌花は受粉するとタンポポのような綿毛をつけることなど、調べてみて初めて知ることが多くありました。フキノトウの天ぷらを食べる時、雄花と雌花の違いが分かるのか、注意深く見たいと思いました。

 

フキの雌花?(20200326  熊野街道和泉山脈越え)

 

いのしし