フリソデヤナギが、綿毛の芽から雄蕊を伸ばしていました。
ネットで調べると、「わが国の各地に分布しています。「ねこやなぎ(猫柳)」と「ばっこやなぎ(婆っこ柳)」との雑種です。高さは1~5メートルになります。葉は長楕円形で厚く、裏面は白色の絹毛で被われます。2月から3月ごろ、葉に先立ち、大きな尾状花序をつけます。「ねこやなぎ」よりも冬芽が赤くて大きく、花序も一回り大きいのが特徴です。雄木のみ知られていたが、1984年、雌の野生種が発見された。材の表面に隆起線がある。葉は長楕円(ちょうだえん)形で質が厚く、表面は光沢があり、裏面は白色の絹毛が密生する。春、葉に先だち、大きな雄花穂をつける。」と、書いてありました。冬の間は、赤い芽をしていて、その皮を脱ぐとフワフワの穂が出てきます。今回見たのは、雄木ということなのでしょう。
フリソデヤナギ(20200321 長居植物園)