大和川の堤防を歩いている時、浅香駅近くで見ました。岸から遠いので分かりにくいのですが、とまっているのがカワウで、泳いでいるのはオオバンかなと思います。

2月ごろ、亀の瀬あたりの大和川を集団で泳いでいるカワウを見たのですが、ここでは、1羽でいました。

カワウについて、ネットで調べてみました。「日本においては、1920年代以前には本州、四国、九州に広く生息していたが、1970年代には3000羽以下まで減少し、1971年(昭和46年)の繁殖地は、愛知県鵜の山、東京都不忍池、大分県沖黒島の3か所のみとなった。1980年代初頭の繁殖地は下北半島(青森県)、上野公園の不忍池(東京都)、知多半島(愛知県)、南伊勢町五ヶ所浦(三重県)、沖黒島(大分県)などであった。その後、1980年代には2万-2万5000羽、2000年(平成12年)末には5万-6万羽までに増加した。公害規制による河川水質の向上で餌となる魚が増え、1990年代以降、その数は飛躍的に増加した。現在15万羽以上に増えたと推測される。」と、ありました。

 大和川は、昔は全国でワースト1と言われる汚れた川でしたが、最近はずいぶん綺麗になりました。BOD値も、昭和45年ごろは30近くあったのが、最近は2まで下がっているようです。かつて、大和川の近くの小学校で、6年間先生をしている時がありました。理科部の子ども達と水質検査をしたことがありました。BODが高かった記憶があります。

 

カワウ と オオバン (20200307  浅香駅近くの大和川)

 

うお座