ワルナスビが咲いているのを、大阪市内を歩いている時見つけました。植物にとっては迷惑ですが、園児や小学生が面白がるような名前が付けられています。

ワルナスビについて、ネットでしらべると、次のようなことが書かれていました。

「茎や葉に鋭いとげが多い。種子が家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がる地下茎を張ってよく繁茂する。耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまう。また除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。花は白または淡青色で同科のナスやジャガイモに似ており、春から秋まで咲き続ける。果実は球形で黄色く熟しプチトマトに似るが、全草がソラニンを含み有毒であるため食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。和名は、これらのたちが悪い生態により付けられた。英語でも「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil's tomato (悪魔のトマト)」などの悪名で呼ばれている。日本では1906年(明治39年)に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎により発見及び命名され、以降は北海道から沖縄まで全国に広がっている。1980年代頃から有害雑草として認識されるようになった。鋭い刺や毒を有するため、家畜に被害を与え、作物の品質を低下させる。また、ナスやジャガイモなどの作物の害虫であるニジュウヤホシテントウの温床ともなる。外来生物法により要注意外来生物に指定されている。」

 

 一度、畑に入るとなかなか駆除するのが難しいと書かれています。小学校で学習園の管理をしている時、ナガミヒナゲシが学習園に入ると、切れた根っこからも発芽してくるので、畑から駆除するのが難しいなあと思ったことがありました。

 

ワルナスビ(20200313  西田辺駅近く)

 

宇宙人くん