大阪では、人を馬鹿にする時に使う言葉で、これが、花の名前に付けられいます。なんとなく言いにくい花の名前ですが、とても綺麗な花です。どうしてこのような名前になったのか、ネットで調べてみました。
「果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われる。『本草和名』(918年)には、果実の漢名を木瓜(もくか)、和名を毛介(もけ)として登場する。学名のspeciosaは、「美しい」「華やか」、Chaenomelesは「chaino(大きく裂けた)+melon(リンゴ)」が語源だが、現実に実は裂けないので、勘違いしてつけられた属名だと思われる。中国植物名(漢名)は、貼梗海堂(ちょうきょうかいどう)。」
牧野図鑑には、「日本名は、木瓜(もっか)が転化したもの、木瓜はマボケ。古く日本では本種を木瓜と思ったからであるが、マボケの葉は皮針形で本種よりも細い。」と書かれていました。
ぼけ(もけ) (20200307 住吉大社近く)